UAE のアブダビにパリのルーヴル美術館の別館、ルーブル アブダビが2017年にオープンしました。今回のUAE旅行ではルーヴルに行ってみるのも大きな目的の1つ。美術に造詣が深いとか、全く無いんですがね。
入り口ではこんなサインがお出迎え。建物、サインはすべて白とグレーでまとめられています。また、本館の屋根やこの写真の右奥に見える歩道の日よけなども、すべて網目でうまく光を生かしながらコントロールしている印象です。
ルーヴル アブダビは建物自体もとてもユニークな作り。まずは全体の写真を撮りたくてうろうろ。入り口のそばにはなかなか無くて、こんな写真。
入り口から右側にぐるりと行くと建物全体が撮れるスポットが。周りには誰もいなくて、海の波の音がして、写真だけじゃなくて、のんびりするにもとても良いスポット。
パノラマで撮るとこんな感じで。
動画も撮りました。でも、ここ直射日光が当たり、早々と退散。冬だと何とかなりますが、日陰も無いので、夏はここにいるのはムリかもです。
さて、中に入りましょう。チケット売り場。1組さばくのに時間がかかる、かかる。中東だからしょうがないのか。この日は平日で、ガラガラだったから良いですが、混んでる日はかなり待ちそう。料金は大人1人63AED(ディルハム)、日本円で1,900円くらいですね。
入場チケット。
海外の美術館ではよくありますが、鑑賞順路がちゃんと示されてるわけではないので、勝手に中を見て歩きます。まず、展示も見ずに、建物探索。
銀色のドーム型の屋根は隙間が空いていて、そこから差し込む光が真っ白な館内に降り注ぎます。ほんとに綺麗。屋根の下は外から風が入るオープンな作りになっていて、その中に白い建物がいくつか入っています。
建物はオープンな作りで、海も屋根の下に入り込んでいます。
海の音を聞きながら、この階段でのんびりするのも良さそう。
屋根は見上げるとこんな感じです。アミアミ。
ちょうどランチ時に行ったので、カフェでランチ。レストランも作られているようで、表示はありますが、まだやってませんでした。
メニューを見て、一番安いパスタを頼んで、水も追加して合計で100AED超え。日本円で3000円。あー、やっちまった。実は後から気づいたのですが、カフェの横にサンドイッチとかサラダとかセルフサービスで買えるコーヒーショップもあって、そこならもう少し安いようです。
カフェからも海が見えて、のんびりしたい場所です。
さて、展示場へ。企画展と常設があり、こちらの写真は常設の方。中で写真は撮れます。広めのスペースに展示は少な目。混雑することを見込んでの作りなのでしょうが、まだ人が少ないので、展示物が少なく感じます。
これって、何か有名な絵でしたっけ?
こんな感じの屋外展示もあります。アラビア語は綺麗ですね。
館内のサインもおしゃれ。
しつこいようですが、この眺めは素晴らしい。デザインの妙ですよね。
どうでもいいですが、これはトイレの手洗い場。デザインが奇抜で、水が流れないのでは?と思って、思わず写真。水は写真奥に流れてから、右側に流れていきますが、掃除の人がいつもスタンバイして拭いてくれるのでどこもこんなぴかぴかです。
展示物の数はまだまだそれほど多くないですが、展示はヨーロッパ、アジア、南米、中東がミックスしていて、ユニークな内容です。何より、館内のデザインが素晴らしい。これを見たり、海を見ながらカフェでゆっくりお茶するだけでも訪れる価値はあるかと思います。
屋根の下はオープンなスペースなので、夏のアブダビの気温(40度越え)の時は、暑いんだろうなあ、と言う印象。もしかして、オイルマネーでエアコンがんがんいれるのかな。屋根の隙間から光が差し込むユニークな作り故、晴れの日の訪問をお勧めします。あ、ところで中東は雨が少ないとはいえ、雨が降ったらどうなるんだろう・・。
Jan 2017